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2016年5月 岩国市民会館 第17回 岩国「原爆と戦争展」

■第17回 岩国「原爆と戦争展」ご報告

 第17回 岩国「原爆と戦争展」は、広範な市民の期待を担って5月26日(木)から29日(日)までの4日間、山口県岩国市 岩国市民会館展示室で開催されました。

 会場には「原爆と峠三吉の詩」「第二次世界大戦の真実」「沖縄戦の真実」「全国空襲」「山口県内の空襲」「岩国空襲」「礒永秀雄の世界」「福島第一原発事故」「空爆前の駅前の住宅図」「戦前の岩国の歴史画」などのパネル約160点が展示されました。また、岩国原爆展が開始された2000年以来の取り組みの中で、市民から寄贈された召集令状、遺書、日の丸の寄せ書きなどの岩国空襲・戦争関連資料、ゆだ苑から提供された被爆資料など約140点、あわせて約300点が展示されました。

 今回は、開催期間中悪天候にたたられましたが会場には被爆者、戦争体験者をはじめ労働者、農漁民、青年、学生、婦人、教師、若い親子連れなど幅広い層の人々約550人が参観されました。

 

 

 今回の「原爆と戦争展」は、オバマ大統領の広島訪問や沖縄における米軍属による強姦・殺人事件と重なり、問題意識を持って会場を訪れる人が多く見受けられました。とくに「原爆と峠三吉の詩」のパネルを食い入るように観られる20代の若い男女の姿も見られました。中には涙を流しながらパネルに釘付けになる若い女性や、参観後居た堪れず、スタッフを呼び止め今後の協力を申し出る若い男性もおられました。終始真剣な参観が相次ぎました。

 会場には、広島・長崎の被爆体験を語るコーナーが設けられ、体験者の語る凄惨な話を参観者は真剣な面持ちで熱心に聞かれました。体験者の話が終わるとたちまち交流の輪が生れ、ふたたび原爆を許してはならない強い思いが語り合われました。市内の医療専門学校からは、昨年に続いて授業の一環として集団参観があり、学生たちは熱心にノートを取り、聞き終えると自分の思いをアンケートに記入していました。

 


 

第17回 岩国「原爆と戦争展」

日時:2016年(平成28年)

    5月26日(木)~29日(日)

場所:山口県岩国市

    市民会館1階展示室

●入場無料

■主催:岩国原爆展を成功させる会

■後援:岩国市教育委員会

 

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■今年新たに、寄贈いただきました資料の一部

 

寄贈:山根 昭尚さん

 

岩国大空襲で投下された爆弾の破片

昭和20(1945)年8月14日の岩国大空襲で、現在の麻里布6丁目の住宅が破壊した跡から掘り出された爆弾の破片。

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関連資料

 

寄贈:故 好永 ハツさん

 

米艦載機グラマンが投下した爆弾の破片

昭和20(1945)年8月9日、川下空襲のとき、

米艦載機グラマンが投下した250キロ爆弾の破片。(岩国市車三丁目の畑の中で拾う)

 

 

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関連資料

 

寄贈:岩国市海土路町

江良 圭爾氏

 

B-29の落とした爆弾の破片

昭和20(1945)年8月14日、終戦の前日B-29による空襲により岩国駅周辺と当時のミヨシ化学(現日本製紙)岩国工場が、空爆により膨大な被害を受けた。当時の学徒動員がミヨシ化学で働いており、九死に一生を得た際に持ち帰り現在に至った品物です。

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アンケート1

女性 36才  主婦

初めて来ました。ずっと岩国に住んでいて空襲があった事は知っていたが詳しいことは今回でしりました。

 簡単に感想は言えません。色んな思いがあります。ただ言える事は、全て100年以内に起きた事実。母親となった私は子供の写真を見ると言葉には出来ない感情がこみ上げてきます。

 今なんでもそろう世の中…。自分が体験したらどうなんだろう…。簡単に人を殺してしまう世の中…。命がある事に感謝しないと…。

 これからも続けてください。学校などでの発表も良いと思います。

女性 82才

戦争は絶対反対です。

男性 43才 フリーター

改めて戦争の悲惨さを感じました。

体験者のなかに、身内の寺の檀家さんの名前があった。

女性 76才 

今は本当に幸せな世の中と思います。

二度と戦争はおこらないでほしいと思います。

女性 64才 

日本は中国でむごい事をしていましたけど、アメリカも日本にむごい事をしていると思います。

若い世代の人にも見せてほしい。

男性 69才 無職

戦争はしてはいけない。でも今後の世界情勢等で変わるかもしれません。

もっと岩国の惨状等の展示がほしいと思う。色々さがせば有ると思います。

男性 36才 

展示の多さにビックリした。広島に近い岩国だから、とても意味があると感じた。

子ども達にもみてほしい。

女性 48才 

遺品の寄贈が多くあり、この品々を持って苛酷な戦地に出向かれたのかと思うと胸が痛みます。

”目には目を” ”核には核を”のような時代は早く終わってほしいです。核のない世界に!と言いながら核を保有する矛盾。

 今回の沖縄の事件で、沖縄県民だけでなく日本国中、岩国市民もまたかと強い憤りを感じています。

男性 42才

戦後70年ですが、戦争のひさんな事を決して忘れてはならないと思いました。

 

無記名

原爆は、人々の人生や生活をうばい、大切な人や自分の命までも奪うとても怖いものと改めて思いました。又、原爆は全ての物を消していく怖い物と思いました。

 絶対に戦争をしてはいけないと心の底から思いました。核廃絶をしてほしいと思いました。

無記名

貴重な展示を有難うございました。

 

男性 19才

原爆を受けた広島と長崎と違って、岩国市でも空襲を受けて莫大な被害をしていたのは初めて知った。

 展示の期間を長くしてほしい。

男性 67才 無職

戦争は人間を狂わす。放射能はこわい。原発はいらない。

無記名

原爆は、いつもの日常を急に変えるでき事で悲しい事だと再認識しました。悲しい気持ちを抑えながら話してもらい感謝します

女性 72才 

ありがとうございました。

女性 37才 

子供の写真や詩をみるのはつらかった。胸がくるしくなった。

 今回の展示は友だちに教えてもらったが、今まで知らなかった。もっと告知してほしい。みんなに見てほしい。

女性 20才 

自分より若い人達にもっと戦争のことを知ってもらいたいし、私もこれからもわすれずにいたいです。

男性 28才 公務員

最近の事情も含め、色々と考えさせられました。一人の日本人として忘れないようにしたいと感じました。

 映像資料があれば良いと思います。


 

■アンケート1      ▶アンケート2      ▶アンケート3     ▶アンケート4

●新着情報

 原爆と戦争展のご報告

ご来場者の声アンケート掲載

期間:2024年8月20日~28日

ところ:山口県岩国市中央図書館 展示室

戦争で犠牲となられた方々の御霊に謹んで哀悼の意を捧げます。そして、今もなお被爆による後遺症で苦しんでおられる方々に心からお見舞い申し上げます。 

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