村中 巧さん 体験談
1945年(昭和20年)5月10日、山口県岩国市の岩国陸軍燃料廠(航空燃料や航空潤滑油などの生産工場)と隣接する興亜石油麻里府製油所を、アメリカ軍のB-29の大編隊が集中爆撃。
当時、軍人、軍属、学徒動員約四千人、興亜石油には約二千人が働いていました。
大編隊は250キロ爆弾を二千発以上も集中投下、一瞬のうちに炎と黒煙に包まれ工場は全壊、貯蔵タンクは数日にわたって燃え続けました。この空襲によって、岩国高女11人、安下庄中9人、岩国中1人、岩国工業7人の学徒動員を含む333人の尊い命を失いました。
当時、岩国陸軍燃料廠で守衛の任務に就いておられた村中 巧さんが、このあまりにも酷いその日の出来事を、ご自身の絵と共に体験談として語られます。
取材、ナレーションは、空襲体験をされた方の証言を映像として後世に残していきたいとの思いでご協力をしていただいた アナウンサーの西村 正行さんに手掛けていただきました。
岩国陸軍燃料廠の空爆体験談
体験者 : 村中 巧さん
取材、ナレーション : アナウンサー 西村 正行さん
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